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クラッチスタートキャンセルスイッチ

※警告!

これから記載する改造を行った場合、保証が効かなくなったり事故や火災の原因になる可能性があります。この記事を参考に改造を行って不具合が発生したとしても当方では一切の責任を負いません。必ず自己責任において作業を行ってください。
また青春指南役さんが書かれたDIYの心得と注意を、ご一読していただけますようお願いいたします。

さて、現行のインプレッサのMT車(というか現在生産されているMT車)にはクラッチスタートシステムという物が装備されていて、クラッチを踏まないとセルモーターが回らないという仕組みになっています。
<参考記事>マニュアル・トランスミッション車の始動時の誤操作防止(クラッチ・スタートシステムの取扱い)について((社)日本自動車工業会)
MT車に不慣れな人がギアが入っているのにセルモーターを回すことによる発進事故があった為に、それを防ぐ目的で装備されるようになった物です。しかし緊急時にセルモーターが回らないのは別の意味で危険だという考えがコレを考えた人の頭の中には無かったようです。
昔、M社のMという軽自動車に乗っていたときのこと、片側2車線の国道の右側の車線を走っているときに突然エンストして、惰性である程度進みながら左側に車を寄せ、セルモーターを回してなんとか歩道に避難したことがありました。
また教習所で「踏切などでエンストしたときはセルモーターを回して脱出する」と教わった方も多いと思います。
せめて普段触りようもない場所に「緊急脱出用」として解除スイッチでも設置してくれれば良かったのですが…。

というわけでスイッチを付けることにしました。
主な材料主な材料はON-OFFスイッチ配線コード2極カプラースイッチカバーはお好みで。あと熱収縮チューブとタイラップがあると便利でしょう。
工具としては電工ペンチ・ドリルまたはピンバイス・リーマー・棒ヤスリ・+ドライバー。今回わたしは使用していませんが場合によってはハンダゴテが必要になる場合もあります。
スイッチ一応完成一応完成したスイッチが左の写真の通りになります。まぁ写真を見れば配線は分かっちゃうとは思いますが、配線図は公開しません。ググれば3極スイッチを使った作例なんかすぐに見つかりますけどね。
インパネにスイッチ部を取付運転席側のインパネ下部から(HID装備車ならば光軸調整ダイヤルが付いている位置の)スイッチキャップを取り外し、穴を開けてスイッチとスイッチカバーを取り付けた後、インパネに装着しました。この時にスイッチキャップの上下を間違えると、キャップの爪を加工する手間が掛かるので気をつけましょう(というか間違えたw)。インパネのスイッチ部に空きがない人はスイッチパネルを別途用意した方がよいでしょう。また、この位置にスイッチを設置する場合、配線の長さは60cmほど必要になります。
カプラー部インプレッサの場合、クラッチペダルの奥にスイッチがあって、ペダルを奥まで踏むことによってスイッチが入る仕組みになっています。よってそのスイッチにつながっている配線の途中にあるカプラーに、今回作成した物を割り込ませる形となります(左拡大写真の青円の中)。
あとは配線がペダルの位置に垂れ下がったりしないように適当な位置にタイラップ等で止めて、インパネを元に戻せば完成です。
取り付け後これでスイッチカバーを跳ね上げて、スイッチをONにすればクラッチを踏まなくてもセルモーターが回りますし、スイッチカバーを戻してOFFにしてもクラッチを踏むとセルモーターが回る通常通りの動作となります。

取り付け後、必ず動作確認をしてください。その際にギアがニュートラルになっている事とサイドブレーキを引いている事を確認してから動作確認を行ってください。このModifyはECUに繋がる配線に手を加えていますので、その危険性を十分に認識した上で自己責任で行ってください。

ちなみにスイッチを作るのは面倒くさいという人には、リベラルからクラッチレスキットというのが発売されています。しかしECUに常にクラッチを切っているという信号が行っている可能性がありますので、この製品についても自己責任で装着する覚悟がいると思います。

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