« 2006WRC第9戦ラリー・ドイッチュランド第2レグ | トップページ | 2006WRC第9戦ラリー・ドイッチュランド第3レグ »

予言や占いなんて当たらないもの

「私の言うこと聞かないと、地獄に堕ちるわよ!」と恫喝する人のことではなくて(コラ

「2020年になってもガソリン車は健在」 朝鮮日報

この記事によると、2020年になっても米国市場ではガソリン車が相変わらず80%のシェアを持っていて、ガソリンハイブリッド車は12%にすぎず、燃料電池車が一般に普及するのは2020年より後となっています。それでこの記事では韓国メーカーは日本車のハイブリッド技術に早く追いつく必要はなくて暫く様子見でも良いんじゃないか?ということになっています。

「今の原油価格の水準」を元に予測した報告書なんだそうですが、中東の政情不安などから原油価格がじりじり上がってきていて、米国市場でも燃費を気にしてより燃費の良いクルマへの買い換えが進んでいるとの話があります(参考記事:webCG)。
また日本でも軽油の低硫黄化が進んでいるように(現在50ppm以下まで下がっているが2007年には10ppm以下に 参考記事:石油連盟)、米国でも2007年から低硫黄化した軽油が供給されるという話があり、「大型SUVに乗りたいけど燃費が…」という人や長距離を走る人には売れるのではないかと個人的に思いますが。

日本市場の予測を見るとガソリン車が68%、ガソリンハイブリッド車が31%、ディーゼル車が1%のシェアを持つとの予測になっていますが、ガソリンハイブリッド車が大幅にコストダウンしないと無理なんじゃないかと思うのですが。
日本車メーカーが日本市場にディーゼル車を投入するのに躊躇する理由が「ガソリンエンジンに比べてディーゼルエンジンの製造コストが高いのに欧州市場と違って年間走行距離が短いのでランニングコストでその差を埋めるのは難しい(参考資料:経済産業省)」からなのだそうですが、その理屈で云えばイニシャルコストが高すぎてランニングコストでその差を埋め合わせるのに十数年以上かかる今のガソリンハイブリッド車って何よ!?ってことにもなるのですが(年間10,000km走行とするとそれ位掛かる、ディーゼルだと5年)。
車両価格差が10~20万円位に収まり様々な車種に搭載されれば普及するとは思いますが、現状のハイブリッド車のトップメーカーのラインナップを見るとお寒い限り。プリ○ス除いて「地球環境にも配慮してま~す」とポーズ取っているだけにしか見えないのですよ(メーカーもユーザーも)。

それとこの予測で抜けているな~と思ったのがバイオ燃料なんですが、全く普及しないという予測なんでしょうか??

■8月16日追記
コメント欄にてDeepSkyさんから、メーカーがディーゼル車の国内投入を躊躇する理由の一つとして「2009年に行われる日本のポスト新長期排ガス規制、欧州のEuro5、米国のTier2Bin5にそれぞれ対応するエンジンを開発しなければならない為」とのご指摘を頂きました。
また、これに関連することとして、DeepSkyさんのブログの8月15日の記事にて、ダイムラークライスラーが日本市場に対するディーゼル車の投入計画について触れられていますので、そちらの方もご覧になって下さい。

|

« 2006WRC第9戦ラリー・ドイッチュランド第2レグ | トップページ | 2006WRC第9戦ラリー・ドイッチュランド第3レグ »

コメント

各社がディーゼル車投入を躊躇しているのは記事に書かれているイニシャルコストの高さとかもありますが、どうやらそれだけでは無さそうです。日本では昨年より新長期排ガス規制が施行されましたが、規制値が厳しく、Euro4達成車でもギリギリ通るレベルだそうです。2009年には更に厳しいポスト新長期排ガス規制が施行されます。更にほぼ同時期に欧州ではEuro5、米国でもTier2Bin5と立て続けに施行されるので、現行レベルのディーゼル車は対応できません。それまでに各規制に対応できる新型車が必要になります。しかも、各規制の数値もまだ曖昧な部分があり、各社仕様を決めかねている状態です。
つまり、欧州のように現行の排ガスレベルでも新車販売の半分もディーゼル車が売れる国は現行レベルのディーゼル車でも売りますが、数年後に更に厳しい規制が施行される日本に現行レベルのディーゼル車に手を加えて投入するのは開発費の無駄使いになるので、躊躇していると言うことのようです。

投稿: DeepSky | 2006/08/14 09:38

ああ!すっかり新長期排ガス規制の事が抜け落ちていました。ご指摘感謝いたします。
逆に考えると規制に対応できればビジネスチャンスは有ると考えても良いのだろうか?少なくともEuro5には対応しないといけないわけですし。日本のとどういう違いがあるかにもよるのでしょうけど。

投稿: 奇妙な青 | 2006/08/14 11:04

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/94769/11419396

この記事へのトラックバック一覧です: 予言や占いなんて当たらないもの:

« 2006WRC第9戦ラリー・ドイッチュランド第2レグ | トップページ | 2006WRC第9戦ラリー・ドイッチュランド第3レグ »