プジョー 207 RCup
プジョー207 Rカップは280ps+4WDのラリーカー(ホビダス・オート)
2月28日~3月12日の期間、スイスのジュネーブで開催される「第76回ジュネーブモーターショー」にプジョーが展示する予定のこの車の名前は「プジョー 207 RCup」。
全長が4047mm、全幅が1800mm、全高が1376mm、ホイールベースが2560mmとノーマルの207より少し大きくなっているこの車に搭載されるのは2LのガソリンエンジンでNAながらも最大出力280hp/8500rpmで最大トルク 255Nm/7000rpm。トランスミッションは6速シーケンシャルMT、駆動方式は4WD、タイヤは235/40R18のミシュランを8J×18のマグネシウムホイールに装着。
…とスペックを書くと気付く方もいらっしゃると思いますが、この車はスーパー2000の規格に合わせて開発されたモデルです。
スーパー2000は今のところN4クラスになり、PCWRCに参戦することが出来ますが、ポイント対象外の為かフィアット グランデプントがホモロゲーションを取得しているのにも係わらず実際のエントリーはありません。WRCのプロモーションを行っているISCがスーパー2000に冷淡だとの話もあり、またルノーが4月にホモロゲ取得か?と言われていたローガンのプロジェクトを解体したという話もあります。一方、ユーロスポーツの子会社でありWTCCをプロモーションしているKSOがWRCとは別にスーパー2000選手権を開催するという話が出ています。更にWRC開催に名乗りを挙げているところが増えてきている一方で、現在の全16戦でも多すぎるという声があるのも事実。
スーパー2000はWRカーに取って代わるのか、それとも別のものとなってしまうのか?
| 固定リンク
コメント